連翹(れんぎょう)

いけばな花材帳
連翹
連翹

難しい漢字ですが「れんぎょう」と読みます。春らしい黄色い花が可愛らしい花木です。

連翹は枝が長く垂れ下がるのが特徴です。長く伸びた枝は地に着くとそこから根を張るそうです。いけばなではこの特徴を捉えて「垂れ物」として扱います。「生花(しょうか)」という伝統的な様式でいける際には垂れた枝を1、2ヶ所見せて連翹らしさを表現します。

代表的な品種としてレンギョウ、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウがあります。一般には枝が長く垂れ下がるのが連翹の特徴ですが、シナレンギョウは枝が直立し上に伸びる傾向があります。近年お花屋さんの店頭で見かけるのはこのシナレンギョウの系統が多いようで、あまり枝が垂れ下がっているものは見かけません。いけばなでは垂れた枝が重要なのですが、なかなか手に入りづらく難儀します。

レンギョウは幹が中空で、シナレンギョウとチョウセンレンギョウは幹の中が薄い横膜で区切らることからも見分けられます。

木のように見えますが、いけばなでは木と草の中間である「通用物」という分類をされます。

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