魚の道

生花正風体
ふとい、燕子花
生花正風体
ふとい、燕子花

生花の中の「魚道生け」といういけ方です。2つの株のどちらにも水辺に生育する植物を使います。その2つの株の間を魚が通る道と見立てて魚道生けと呼ぶのです。なかなか風情のある名前ですね。2つの株の間がひとつの見所です。近すぎず、遠すぎず、お互いが呼び合うような絶妙の間をとりたいものです。