梅の半生

生花正風体
梅
生花正風体

長く生きていると色々なことがあります。すくすくと真っ直ぐに伸びるとき、少し道をそれてしまうとき、進路を変え新たな一歩を踏み出すとき、大きな力によって折れそうになるとき、それにも負けずに上に向かって再び伸びるとき、つぼみができやがて花が咲きそして散っていく。そんな梅の半生がこの生花には入っています。一種類でいけるからこそ、それが際立って感じられるのです。しみじみと味わい深い花ができました。