立花の段階

立花とうい様式はとても複雑です。そこで、段階的に学んでいきます。

最初は本部が作成した『立花入門カリキュラム』を活用して、基本を学びます。ごくごくありふれた花材の配置で、様々な決まり事や技術を叩き込みます。

こちらの方は立花を始めてから4、5年でしょうか。基本の形がしっかり身についてきました。

立花正風体
ひまわり、燕子花、リアトリス、アスチルベ、ルスカス、スターチス、たましだ、千日紅
立花正風体
ひまわり、燕子花、リアトリス、アスチルベ、ルスカス、スターチス、たましだ、千日紅

さて、ある程度基本の型を覚えたら、今度はそこから離れることを目指します。あまりにも型通りの作品というのは魅力がないのです。形無しでは話になりませんが、型をしっかり身につけた上でそこからどう脱却するかが次の段階の課題となります。

こちらの方は少しずつ基本形から抜け出しつつあります。それぞれの植物の魅力をいかした素敵な立花になりました。

立花正風体
ひまわり、シンフォリカルポス、燕子花、リアトリス、アスチルベ、ルスカス、スターチス、たましだ、千日紅